ドタバタ
昨日、友人と「舞台『刀剣乱舞』慈伝 日日の葉よ散るらむ」の鑑賞会をしました。
映画の方の続編が決定したってこともあり、ぜひ観たいと友人にリクエストした次第です。
この前までやっていた維伝はライビュで観たので、舞台の中で観てないのはこれだけで。
維伝の方もすごく面白かったし、友人からも「今までと違ってほのぼのしてるよ!」と言われていたため、安心して臨みました。
出てきた刀剣男士たちの中で映画にも出演してるのは、山姥切国広・へし切長谷部・鶯丸(鶯丸は映画と役者さんが違うのですが)の3人ですね。
映画を観た方は何となくこの人たちかなって思い出せるはずです。
実は今回、出演した刀剣男士たちの数が今まで一番多くて。
舞台いっぱいに乗ってて、眼福でしたw
また、今までの舞台には出ていたけれど今回は出ていないメンバーについても、発言の中で触れられていて、出演していないだけで本当にその本丸にいるんだなと感じられて良かったです。
なるべくネタバレしないように気を付けて書いたのですが、以下より内容に触れていきますので、ご注意ください。
最初に歌があるんですけど、五虎退・前田藤四郎・博多藤四郎の短剣たちが歌に合わせて首を振ってて、かわいい~!!!ってなりましたw
こんなにかわいいを安売りしていいんですか…?
明らかに今までと雰囲気違いましたね。
全体としても、今までの重さが嘘のようなコメディでした。
たまには、こういうのもいいよ…!
最初もかわいいから始まったんだけど、終始かわいいの連続でした。
では、あらすじを公式HPから引用しつつ、物語について詳しく触れていきます。
西暦2205年。
歴史改変を目論む「 歴史修正主義者」が過去への攻撃を開始した。
対峙する時の政府は歴史の守りとして「 審神者」なる者を過去へと派遣する。物の心を 励起する審神者の力によって生み出された、刀剣に宿りし付喪神「 刀剣男士」たちは、審神者と共に歴史を守る戦いへと身を投じる。
思い出の品々を抱え、荷運びが続く。
行われているのは、審神者の命による<新たな本丸>への引っ越しであった。
新天地での生活。出陣の任も成し、本来の役割を果たせるようになってきた刀剣男士たち。そこへ、深まりゆく秋の風を纏い<新たな刀剣男士>がやって来る――
この新たな刀剣男士っていうのが「山姥切長義」っていう人なんですが。
山姥切国広はこの人の写しとして作られています。
これでまた一悶着ある訳です。
もともと、山姥切国広は自分が写しであるということを気にしていて、前回まででやっとそれを克服できたって感じだったんですよね。
だから、へし切長谷部と山伏国広と洞田貫正国は2人が会うことで、せっかく克服したのにまた写しだということを気にしたらまずいって考えて。
会わせないように頑張るのですが…
この3人、なかなか嘘が上手く吐けないし、いざ言うとなると怖気づいて全く違うことを口走ってw
普段、敵と向き合ってる姿しか見ないので、新鮮でした。
私は長谷部推しなので、長谷部のことばっかり観てたんですけど。
山姥切国広のことを心配して、山姥切長義と会わせないようにするって…
今までの長谷部からは考えられない…!
ここでの長谷部の立ち位置って、私は山姥切国広のライバルだと思ってて。
自分が近侍に一番相応しいと思ってるから、山姥切国広が近侍をやってるのは許せない、みたいな。
長谷部から勝手にライバル視してる。
だけど、長い時間を共に過ごして、戦って、きっと彼なりに山姥切国広のことを認めてきていたんだなぁ、と。
そもそも、2人をいきなり会わせるのはどうかって最初に言い出すのは長谷部なんですよ。
山伏国広と洞田貫正国はその話を聞いてから、考えてみて同調したって感じ。
まさか長谷部から言い出すなんてとは思ったんですが、根が真面目ですからね。
本人的には、この本丸のことを考えてっていう建前ではあるんだけど。
以前なら建前としても絶対にそんなこと、言わなかった。
ここに成長を感じて、感慨深くなりました。
山姥切国広自身も、山姥切長義と出会ってもそこまで動揺することなく、対応してて。
山姥切長義は「偽物」って呼んだり、お前のことは認めないって言ったりするのですが…
長谷部だけじゃなく、山姥切国広の成長も感じましたね。
刀としての山姥切国広は「山姥切長義の写し」という物語しかなかった。
山姥切長義は、まだ彼のこの物語に縛られている。
けれども、刀剣男士としての山姥切国広は刀としての物語とは切り離されたもので、誰も知ることのない新たな物語なんです。
山姥切国広は、それを他の刀剣男士たちとの出会いや戦いの中で気付くことができた。
あんまり、はっきりと克服できたかって今までの描写だと分かりづらいところもあったのですが、こうやって見せつけられると本当に変わったんだなと感じます。
これも長くやってきたからこそ見せられるもの、また観ている側も感じられることですよね。
見守ってきて良かったなと思いました。
山姥切国広と山姥切長義の物語の裏で、実はもう一つ物語が動いていて。
それが五虎退の探し物なんですね。
ラストはこれに全て持っていかれました…
探し物の中身が分かったとき、涙が止まりませんでした…
五虎退は探し物が何なのか他の人に言わないのですが、それも分かってから理解できて。
だからか~ってなりました。
最後にまた歌があるんですけど、傘に役名が書いてあって挨拶するんですよ。
今回は傘が真っ白で、プロジェクターから名前が投影されるっていうのにびっくりしました。
ハイテク…
ただ、役者さんたちは立ち位置を間違えたら名前が傘に映らないので、大変だったみたいですw
とにかく、楽しく見ることができました。
みんながわちゃわちゃしてて、演技している役者さんたちも楽しそうで良かった。
次回作もなんらかの形で鑑賞したいです!
映画の続編まで追い続けるぞ!