推しと共に生きる

好きなことへの思いの丈をぶつける

目指せ!高音マスター!

私はずっと女声合唱でアルトをしているんですけど。

女声の中でも一番低いアルトは、男声がない分、とても低いんですよ。

それこそ、曲によってはテノールかよってくらいにw

私は女性にしてはかなり声が低い部類なので、アルトの中でも低い方を担当したりもしてました。

そもそも地声自体が低いから、出すのも楽だったし。

当たり前なのですが、アルトだと高音を出すことなんて全然ないです。

そのため、高音に苦手意識を持っていました。

ニゾン(全パートが一緒のメロディーを歌うこと)の時、高音があると出さずにいたりとか…

高音出すと、きつかったので…

合唱だと出る人が出せばいいからね。

しかも、高音って人の耳が聴き取りやすいから、そんなに大きくなくても聴けるし。

 

高音が楽に出るようになったのなんて、ここ数年の出来事です。

合唱のつながりで声楽のレッスンに行き、その中でやっとって感じ。

最初は高音を出すよりかは発声をみてもらってたんですけど、先生に「高音は練習すれば出るようになるから!」って言われて。

それまでは、自分には出るはずもないと思い込んでて…

長年の悩みでもあったので、こう言ってくださるのであればチャレンジしてみるかと思えたんですよ。

あと、その先生はすごくアルトのことが好きでw

アルトって、もともと下が出るって分かってるじゃないですか?

これで上まで出るようになったら、アルトは何でも歌えるようになる。

だから、可能性があるアルトの人はいいなって思うそうです。

確かにそうなんですよね。

低音って練習しても、そんなに出るようにならないんですよ。

ほんとに生まれ持ったもの、というか。

その分、高音でどれだけ音域を広げられるかが大事。

音域が広がると、曲のレパートリーも増えるし。

 

じゃあ、練習ってどうすればいいのよってことですが。

これをやればみんなが出るようになるっていう練習方法はありません。

人によって出ない原因は違うので、一概には言えないんですよ。

この人はここだけ直せば出るかもしれないけど、他の人はもっと他のところも直さないと出ないかもしれない。

一応、悩んでる人が多そうなポイントごとに練習方法をまとめてはみましたが。

こう練習すれば出るようになるかも!くらいの気持ちで読んでいただければ…

なんせ指導の経験なんて微塵もないし、ほとんど自分が指摘されてきたことを書き留めるような感じなので…

むやみやたらに練習するよりかは多少マシかもしれないので、ご参考程度に。

 

①そもそも裏声が出ない

高音とかその前に、裏声自体が出ないよって人向けです。

そういう方はフクロウの鳴きまねをしてみてください。

ホーホーって言うだけなので、簡単ですよね。

最初は低いところから始めていって、どんどん高くしていく。

音をしっかり取りたい人はピアノのアプリとかあるので、そういうものを使うといいかも。

この方法であれば、普段出すよりかは出しやすいんじゃないかなと思います。

「は行」は息の量が多く、息の流れを作ることができるし、「お」の母音は喉が開くので。

まずは、これで裏声を出す感覚をつかんでいくのがいいと思います。

そのうちに自分の中で裏声と地声の境目(チェンジ)も見つけてみましょう。

チェンジが分かると、カラオケでキーを選ぶ時も楽になりますよ。

 

②喉が痛い

高音は出るけど、出し過ぎると喉が痛いって人。

そんなあなたは力みすぎの可能性があります。

高音を出すには喉を開かなきゃいけないのに、無理して出そうとして喉を閉めているんですね。

そういう時は体の力を抜くのが一番。

例えば、肩や首を回したり、ジャンプしたり…

基本的にお腹以外は力を入れない。

③にも少し関連してきますが。

あとは肩甲骨を寄せて胸を開く。

胸が閉まってると、息が入ってきません。

わざとらしいぐらいがちょうどいいです。

オードリー春日になった気持ちで。

そして、喉も吐くほど開く。

喉の奥の奥まで見えるくらい開いてください。

これは喉の筋肉がいるので、すぐにはできないと思います…

暇なときに鏡を見ながら、練習してみましょう。

 

③高音の声が細い

出るには出るんだけど、声が細くて…という方。

そういう方は、お腹の支えがないのかもしれません。

これが一番難しい。

高音が来るタイミングで、おへその下辺りにある丹田にグッと力を入れましょう。

分かりにくい人は、膝を少し曲げると自然に力が入るはずです。

一緒に練習してくれる人がいるのならば、その人に丹田を押してもらうのもいいと思います。

結構、力を入れて押して大丈夫ですよ。

何なら倒してしまうくらいに。

押される方はそれに対抗できるようお腹に力を入れます。

もし一人なら、椅子に浅めに座りV字みたいになるのもいいです。

f:id:sieg11:20200314170433p:plain

絵が壊滅的に下手ですけど、イメージはこんな感じ。

ずっとやり続けると疲れてしまうので、高音の前後だけがいいかな。

これをやるときに注意しなきゃいけないのが、お腹以外に力が入らないようにすること。

変なところに力が入っちゃうと、それで逆に出なくなっちゃうので。

 

こうやって書くと、腹筋した方がいいのかと思われがちですが、私はしなくていいと思います。

だって、練習でも数えるほどしかしたことないもん。

普通に歌ってる中で支えを意識して使うようにすれば、自然と鍛えられるし。

無駄な練習を増やすよりかは、歌う中で歌うための筋肉を付けるように練習していった方がいいんじゃないかな。

 

文字だけだと上手く伝えらたか分からない…

実際に声を出した方が伝わるから、ブログ向きの話題ではなかったかも…

書きながら、まだまだ理解不足を感じたところもあったし、私自身ももっと練習しないとな!

上から目線なことばっかり書いたけど、そんな人に言える立場でもないからねw

もし分からないことや質問があれば、コメントやTwitterにどうぞ。

答えられる範囲でお答えいたします。

 

さて…

 

ここまでダラダラと色々書いてきたけど、結局、歌で最も大事なのは身体なんですよ。

歌は身体が楽器。

これ、先生の受け売りなんですけどね。

良い声を出したければ、よく寝てよく食べて健康な身体から!

ちなみに、猫背や肩こりでも声が出にくくなるので、普段からそういった習慣を治すことを意識するのもいいかもしれません。