「好き」が見せた幻覚
ザラを見た衝撃が思った以上にすごくて…
そのあと金ローのブラックパンサーも見て、気持ちが昂ったので、久々にザム2(HIGH&LOW THE MOVIE2 END OF SKY)を見てみました。
ザラ見てブラックパンサー見たら、楽しくなってきちゃったので、今からザム2を見ます
— ジーク@特撮垢 (@ranger_rider555) 2020年3月20日
ほんとに素晴らしいね…!
なんか自然と涙が出てきたよ…
全然、泣くシーンとかないのに…
自分の中でハイローの波が盛り上がってきた。
こうなってくると、まだザワ(HIGH&LOW THE WORST)の円盤が出てないのが惜しい…
クッソ…何でまだザワの円盤がないの…?(ザム2を見ながら)
— ジーク@特撮垢 (@ranger_rider555) 2020年3月20日
ザワ、最初はザム3(HIGH&LOW THE MOVIE3 FINAL MISSION)までで綺麗に終わってたから、どうなるのかすごく心配してたんだよね。
だけど、そんなの杞憂で。
良い意味で裏切られて、ここまでハイローを好きで良かった、応援してた甲斐があったと思わせてくれる映画だった。
オロチ兄弟のアクションから始まり、因縁の轟VS村山戦、鳳仙との河川敷での戦い、希望ヶ丘団地での最終決戦まで、とにかく見たいものを見せてくれて。
てんこ盛りすぎだよ。
大満足です。
それに、ストーリーも良かったんだよね。
幼馴染み関連はハイローS1の焼き直しで、ずっと追ってる身としては熱くならない訳がない。
もちろん、S1を見てなくても十分楽しめる。
今回は基本的にこれ単体で物語が完結してるので。
私は前日譚として描かれていたエピソード0を(録画容量が足りなくて)追えてなかったので、劇場で初めて新加入の面々を見たんですよ。
それでも物語に着いていけないところなんてなかったですね。
むしろ、どんどんハマっていっちゃって…
新加入の面々も魅力的だったけど、以前からいるメンバーの成長も見られたしね。
こうやって少しずつ大人になっていくのだな、と感慨深くなりました。
地味に好きなシーンもいっぱいあるんだよねぇ。
まず、鳳仙がTop DownをBGMに電車から降りるところ。
坊主でガタイのいい男たちが次々とこの曲をバックに降りてくるんですよ。強キャラ感が半端ない。好き。
鳳仙関係だと、佐智雄が武道場に入ってきたら「よっ」みたいな感じで小田島くんが手を上げて応えるところ。
しかも、萌え袖。これで小田島くんの性格だけじゃなく、佐智雄との関係性もうかがえる。好き。
轟一派は轟がめちゃくちゃ強いのに、なぜ轟・辻・芝マンの3人だけなのかを司くんが「轟の人望がないから」と説明するところ。
簡潔かつ的確。恐らく轟は村山さん以外相手にしないから、S2の戦いを見てない子たちからすれば、轟は強いらしいって話を伝え聞く程度なんだろう。一方、戦うのを見てた人たちとしては、あれだけ強い上にヤンキー狩りを目的として入ってきた轟と仲間になれるとは思わないだろうし。一気に想像できる。好き。
楓士雄が石を投げて缶を倒そうとしているのを見た轟が一発で缶を倒すところ。
そういうとこが人望ないって言われるんだぞ…とすぐに証明した。上に書いた理由だけでなく、きっとこういうとこもあるんだろう。でも実はこのシーン、団地での決戦の伏線にもなってるんだよね。その時は轟の投てきで流れがガラッと変わる。例えではなく、実際に一石を投じることになった。好き。
轟で忘れちゃいけないのが、眼科から出てきて眼帯を捨てるところ。
眼鏡に眼帯姿もなかなか良かったんだけどね。性癖をくすぐる。捨てるって言っても、ちゃんとゴミ箱に捨ててるの、好感度高いよ。ポイッて。好き。
泰志が「お前が売った喧嘩、買いに来たぜ~」と言うところ。
前半強めに言い、後半は力抜いて話す感じが最高。実際に言い回しを聞いていただいた方が分かりやすい。このトレーラーの最後に言ってます。
泰志の生意気なところが表現されてる。好き。
あれ…?
私、ついさっき映画を見てきたかのように好きなところが出てくるな…
挙げ始めるとキリがないくらいに。
これも「好き」の成せる業か…?
ただ、最後に見たのがだいぶ前だから内容合ってるか分からんな…
思い出補正かかってそう。
ザワへの思い入れがこんなに強いのは、個人的に忘れられないことが起こったっていうのもありますが…
詳しく説明すると長くなっちゃうので簡単にまとめると、一緒に見に行った奴が上映中にスマホ見るわ、「あんなイケメンが好きなの?」とかいう訳の分からん感想を一言だけ言ってくるわで、散々な態度だったんですよ。
その日はムカついて一睡もできず。
腸煮えくり返るって、こういうことなんだと実感しました。
もはや私が言いたかったですもん。
「ここまでされたんだぞ!!!!」って。
※参照
このあと続くセリフは確か「鬼邪校潰すぞ」だったはずですが、まさにそんな気持ちですよね。
これと同時に、司くんが放った「お前、死んだぞ」も脳裏をよぎりました。
私の脳内でフルボッコにされてんぞ。
劇中のセリフとこんな個人的なことを同じレベルにするなんて失礼だなとも思ったのですが…
つまり、まぁそれくらい怒ってたってことです。
今となっては笑い話ですけどw
自分の人生でこんなにハイローとリンクしたことがなかったので、すごく印象的な出来事でした。
何はともあれ、ザワを推しに推しまくってるので、早くまた見たいです。
円盤出るまでは、今あるもので補完していくしかないな…
ハイロー不足な日々はまだまだ続く…